式内 丹生神社(滋賀県長浜市余呉町)
Contents
概 要
社 号 丹生神社
読 み にゅう
式内社 近江国伊香郡 丹生神社二座
別 名
江戸時代は「丹生明神宮」
所在地 滋賀県長浜市余呉町下丹生1087
御祭神 主祭神 高おか神
※ 高おか神はタカオカミ(高龗神)
御神紋
例祭日 4月3日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』
東山道 式内社382座 大42(うち預月次新嘗5) 小340
近江国 155座 大 13座 小 142座
伊香郡 46座 大1座 小45座
近代社格制度 旧村社
創建 天平宝字8年(764年)
本殿様式 流造
境内摂末社(祭神)
蛭子神社・稲荷神社・丹生明神社・野神
一口メモ
福井県越前市へ向かう国道365号線の長浜市余呉町(旧余呉町)余呉支所前(交差点)を右折して県道283号線に入り約4km。丹生神社の旧地は、下記の「滋賀県神社庁」にあるように、現在地の東南の高時川南岸。
歴史・由緒等
当社は天平宝字8年春の創建と伝え、丹生郷の総社で丹生明神又は大梵天王と称したが、明治維新の際丹生神社と改称する。延喜式神名帳に「丹生神社二座」とあるのはこの神社なりと云う古文書文献は多々あるが類社関係あり未定となっている。当社の勧請時は現在地の東南9町を距る神楽野といえる丹生川の西岸丹保高山の麓に鎮座せしが、貞観12年4月今の地に奉遷した。その旧社地を中心として沿岸に五町歩余の平地があり人家を構うるに適せしかば、当時部落は此処にありしが、度々洪水の害を受しにより、今の地に移住し神社も今の地に遷したものである。尚旧社地は今猶神楽野明神として一祠の崇敬あり毎年4回氏子全戸参詣し祭典を斎行する。社地の林相森厳を極む。社殿は文明2年焼失し大永年間再建寛文7年改築する現存の本殿なり、明治9年村社に列し仝41年幣帛料供進指定社となる。
「滋賀県神社庁」
境内・社叢
鳥居 手水舎
狛犬
拝殿
本殿 境内社
境内にあった神護寺(高山寺)鐘楼
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